フィレット
フィレットは角丸めともいい、2つのオブジェクト間に円弧を作成することが出来るコマンドです。
YouTubeでも解説していますのでご覧ください。
実践
アイコンまたはメニューからコマンドを実行する場合は画像を参考にしてください。
![ツールパレットー修正ーフィレット](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet1.png)
ツールパレットー修正ーフィレット
![メニューー修正ーフィレット](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet2.png)
メニューー修正ーフィレット
キーボード入力の場合は[FILLET]とコマンドラインに入力します。
1つのコーナーにフィレット
長方形のオブジェクトで実践します。
1 FILLET + 確定キー
![[FILLET]を実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet3.png)
[FILLET]を実行
2 R(半径)+ 確定キー
![R(半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet4.png)
R(半径)を入力
3 3 + 確定キー
![3(フィレット半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet5.png)
3(フィレット半径)を入力
4 1つ目のオブジェクト選択
![1つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet6-1024x576.png)
1つ目のオブジェクトを選択
5 2つ目のオブジェクト選択
![2つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet7-1024x576.png)
2つ目のオブジェクトを選択
![フィレットを適用](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet8-1024x576.png)
フィレットを適用
作成される円弧の方向は、オブジェクトを選択するときに指定した点によって決定されます。
作成したい円弧に近い位置でオブジェクトを選択します。
寸法を入力して確認すると、R3で描かれていることが確認できます。
![寸法を入力して確認](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet9-1024x576.png)
寸法を入力して確認
複数のコーナーにフィレット
通常は1回実行ですが、複数回実行したい場合に[複数(M)]のオプションを入力します。
1 FILLET + 確定キー
![[FILLET]を実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet10.png)
[FILLET]を実行
2 M(複数)+ 確定キー
![M(複数)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet11.png)
M(複数)を入力
3 11つ目のオブジェクト選択
![1つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet12-1024x576.png)
1つ目のオブジェクトを選択
4 22つ目のオブジェクト選択
![2つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet13-1024x576.png)
2つ目のオブジェクトを選択
5 1と2の繰り返し
![他のコーナーにフィレットを実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet14-1024x576.png)
他のコーナーにフィレットを実行
6 [確定キー]<終了指示>
ポリラインのコーナーにフィレット
オプション[ポリライン(P)]は選択したポリラインの全てのコーナーにフィレットが適用されます。
1 FILLET + 確定キー
![[FILLET]を実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet15.png)
[FILLET]を実行
2 P(ポリライン)+ 確定キー
![P(ポリライン)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet16.png)
P(ポリライン)を入力
3 R(半径)+ 確定キー
![R(半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet17.png)
R(半径)を入力
4 2 + 確定キー
![2(フィレット半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet18.png)
2(フィレット半径)を入力
5 ポリラインを選択
![ポリラインをクリック](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet19-1024x576.png)
ポリラインをクリック
![寸法を入力して確認](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet20-1024x576.png)
寸法を入力して確認
角を出す
フィレットで角を出すことも出来ます。
また直角だけでなく鋭角や鈍角にも使えます。
角の出し方 1
1 FILLET + 確定キー
![[FILLET]を実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet15.png)
[FILLET]を実行
2 1つ目のオブジェクト選択
![1つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet21-1024x576.png)
1つ目のオブジェクトを選択
3 Shiftキーを押しながら 2つ目のオブジェクト選択
![Shiftキーを押しながら2つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet22-1024x576.png)
Shiftキーを押しながら2つ目のオブジェクトを選択
![フィレットを適用](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet23-1024x576.png)
フィレットを適用
角の出し方 2
1 FILLET + 確定キー
![[FILLET]を実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet15.png)
[FILLET]を実行
2 R(半径)+ 確定キー
![R(半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet24.png)
R(半径)を入力
3 0 + 確定キー
![0(フィレット半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet25.png)
0(フィレット半径)を入力
4 1つ目のオブジェクト選択
![1つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet26-1024x576.png)
1つ目のオブジェクトを選択
5 2つ目のオブジェクト選択
![2つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet27-1024x576.png)
2つ目のオブジェクトを選択
![フィレットを適用](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet28-1024x576.png)
フィレットを適用
使いやすい方を使いましょう。
トリム
オプションのトリムモードはフィレットを適用したオブジェクトを円弧に合わせて延長、カットします。
非トリムモードは選択したオブジェクトに変更を加えない場合に使用します。
1 FILLET + 確定キー
![[FILLET]を実行](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet29.png)
[FILLET]を実行
2 T(トリム)+ 確定キー
![T(トリム)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet30.png)
T(トリム)を入力
3 N(非トリム)+ 確定キー
![N(非トリム)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet31.png)
N(非トリム)を入力
4 R(半径)+ 確定キー
![R(半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet32.png)
R(半径)を入力
5 3 + 確定キー
![3(フィレット半径)を入力](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet33.png)
3(フィレット半径)を入力
6 1つ目のオブジェクト選択
![1つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet34-1024x576.png)
1つ目のオブジェクトを選択
7 2つ目のオブジェクト選択
![2つ目のオブジェクトを選択](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet35-1024x576.png)
2つ目のオブジェクトを選択
![フィレットを適用](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet36-1024x576.png)
フィレットを適用
オプション[トリム(T)]はモードの変更なのでコマンド終了後も設定は残ります。
対角側にもフィレットを実行します。
![フィレットを適用](https://www.t-encourage.com/images/18-fillet37-1024x576.png)
フィレットを適用
非トリムモードが継続されており、選択したオブジェクトは延長されず、円弧が描かれます。
終わりに
フィレットを上手に活用して作業効率を上げましょう。
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